旦飯野神社について

創建の歴史とご利益

創建の歴史とご利益

旦飯野神社の創建は、御宇元年(391年)8月15日に大山守皇子へ貢米を奉った際に「角鹿笥飯大神、飯津神を祭れば汝の里に百姓また種物が出来る」との御教によって、旦飯野神社と号し、奉祭したことによります。
長野麿(神官の大祖)なるものが、応神天皇(第15代天皇)の御弓、御衣、御石を祀ったとされる八幡宮であり、日常生活に根ざした諸願成就の神様です。

ご祭神について
丸石「御神霊石」について

ご祭神

御祭神は誉田別命(応神天皇=八幡大神)です。御恵と威力の強い神様として祀られています。

丸石「御神霊石」について

社殿の裏にある直径1.5メートルほどの大きな「御神霊石」は神様が宿る石として、触れると神様の御力が授かるとされています。邪気を祓い、災難を消除し、様々なご利益があるといわれ、旦飯野神社の神様の御恵を感じることができます。
また、人の手を一切加えていない天然のままの丸い形状は、妊婦のおなかにも似ており、触れた後に「子を授かった」という声も多く聞かれます。

神様のおさがり

旦飯野神社では、おみくじや福飴、御朱印などを神様からの “ おさがり(めぐみ)” としてご参拝の皆様へ無料で頒布(お配り)しています。「無料」とは金銭を表すものでなく、おさがりを表しています。

旦飯野神社
からの眺め

旦飯野神社から越後平野を見渡すと、
新潟県が誇る弥彦山・角田山、さらには佐渡島をも望むことができます。
旦飯野神社から昇る朝日は明るく人々と大地を照らし、
夕刻になると広大な越後平野へと沈みます。
旦飯野神社から見る越後平野に輝く夕日は、
穏やかさとともに明日への準備を始める力強さを放っています。

旦飯野神社からの眺め01
旦飯野神社からの眺め02

境内案内

Guide map

凛とした空気に
包まれた静寂の刻。

樹齢500年ほどのもみの木や、大きな松ぼっくりを付ける珍しい大木。
また秋には樫木にたくさんのどんぐりが実ります。
自然豊かな境内は、多くの鳥のさえずりも聞こえ、
日常の喧騒とは無縁の、心を落ち着かせる静かな時間が流れています。

境内案内MAP ルート有 手水 こま犬さん こま犬さん 神門 長い石段 半分の鳥居 本殿 雷神社 三峰神社 神池 旦飯野神社の結桜~ゆいざくら~ 梅花石 とんがり石と丸石 大山祗神社 伊夜彦神社と薬神社 もりのこみち 稲荷神社 冬に咲く桜
境内案内MAP
手水

1手水

手水の水は旦飯野神社の清らかな地下水が流れ出ます。神様の御力を含んだ流水を直接お手にお取りいただきます。また、手水に使われている大きな石鉢は、阿賀野市村杉温泉のラジウムを多く含んだ石です。

こま犬さん

2こま犬さん

旦飯野神社のこま犬さん。こま犬さんの頭はなでても大丈夫です。神社をお守り下さる狛犬様を感謝の気持ちで撫でましょう。

神門

3神門

明治初期に建てられた神門の彫刻は十一支。十二支のうち何故か一つ、彫られていない干支があります。神門には絵馬を奉納する「絵馬叶所~えまかない~」があります。

長い石段

4長い石段

神門をくぐると見上げるほどの長い石段があります。見上げた先から降り注ぐ日の光に導かれながら昇っていくと旦飯野神社の社殿があります。神聖な空気をたくさん吸い込みながら、一歩ずつ神様へ近づくことのできる長い石段です。

半分の鳥居

5半分の鳥居

長い石段を昇ると石の鳥居があります。その鳥居の脇に半分になった鳥居があります。旦飯野神社の半分の鳥居と繋がるもう半分の鳥居が、今もどこかで縁を繋いでいます。

本殿

6本殿

旦飯野神社のご祭神である誉田別命を祀っています。仁徳天皇御宇(大化645年以前の時代)から4回造り替えられ、寛政四年に現在の場所へ造り替えられました。昭和42年以降、屋根葺替・改築、拝殿増築、本殿・幣殿改築などを経て現在に至ります。

雷神社

7雷神社

耳が不自由な方を助け、お守りします。耳を表す「おわん」がお供えされています。

三峰神社

8三峰神社

粟嶋神社(婦人病、産後を守る神様)、三輪神社、香椎宮の合祀社です。

神池

9神池

神社の峰の頂きにある神池は、昔からどんな旱魃(かんばつ)でも不思議にも涸れたことがないため、人々から七不思議の一つに数えられています。

旦飯野神社の結桜~ゆいざくら~

10旦飯野神社の結桜~ゆいざくら~

社殿の両脇には、縁を結ぶ「結桜」が植えられ、すべての人に良いご縁が結ばれるようにと願っています。

梅花石

11梅花石

梅の花のような白い模様が浮き出る珍しい石、「梅花石(ばいかせき)」です。

とんがり石と丸石

12とんがり石と丸石

「御神霊石」の向かいに、「とんがり石」と「丸石」があります。左手をとんがり石に、右手を丸石に置くと、負の力をとんがり石が吸い込み、正の力を丸石がもたらすといわれています。

大山祗神社

13大山祗神社

山を守る神様、山を支配する神様です。

伊夜彦神社と薬神社

14伊夜彦神社と薬神社

伊夜彦神社(木々を守る神様)と薬神社(薬の神様)の合祀社です。

もりのこみち

15もりのこみち

鎮守の森の中にある遊歩道「もりのこみち」。清々しい空気、風の音、鳥の声、大地のにおい、優しい光…。この地を選び、この地を開拓し、この地を守り続けてこられた神様を感じ、優しさに包まれる「もりのこみち」です。

稲荷神社

16稲荷神社

五穀豊穣と商売繁昌を祈ります。

冬に咲く桜

17冬に咲く桜

旦飯野神社には寒くなる11月頃に咲き始める桜があります。冬の間、優しく美しい花を咲かせ、春になると大輪の花が満開になります。一年に二度花が咲く縁起の良い桜です。